文章で伝える意味。

今更ブログって。。と思いながらも、やはりInstagramの写真だけでは書ききれない事。事細かな思いだったり、最初は別にいいかなって思ってたけど、歳のせいか?きちんと伝えたい事あるわ。って、なり始めたのが昨年の夏終わりくらい。

InstagramのDMやコメントで、リールは何ですか?竿は?ライン何使われてます?って質問は毎週何件か聞かれるんで、しばらくはタグ付けしてたんですが、自分の場合は結構細かく設定やセットを組み直すので、それもやめてしまって、どっかできちんとやらないとなと思ってはいました。

鱸釣りにおいて。

まず、シーバス釣りについて書いておこうと思います。Instagramの更新もほぼほぼシーバスフィッシングが中心なんですが、基本的にはルアーフィッシング、トラウトやバスも含めて、プラグでの釣りが大前提なのが自分のスタイルです。

主にシーバス。釣行エリアは宮崎県、中でも耳川。耳川には少し思い入れもある事から耳川水系で釣りをする事が多いです。6年ほど前に渓流でのルアーフィッシングにどハマりして、その延長線上で鱸釣りを始めたのが4年ほど前。

耳川最上流から最河口域まで、一本の川とどう関わるか。という事に面白さを求めています。

渓流の話しはまたいずれするとして、鱸。

鱸と呼べるサイズは60cm以上から。とあるブログで読んだ事があります。それ以来、ブツ持ちやタグ付けする際は、ソレ以上に限り”鱸”という言葉を使う様になりました。Instagramのタグ、#耳川鱸もそのクラスからつけています。そのサイズ以下はシーバスと呼んでみたり。

今現在のシーバス釣りは、所謂河川の釣り。そして、ナイトゲーム。ウェーディング主体のストリームフィッシングです。サーフや海、磯場に行く事は、ほぼほぼ無いのが自分の釣り。シーバス釣りの基本とも言える明暗の釣り。これは凄い苦手で明暗の魚は、4年やって数えるほどしかキャッチしておりません。笑。

川に教わった事。

ただひとくくりに、河川の釣りと言えども、その奥深さがあるのが鱸釣り。仰いでいる師もおらず、ただただひたすらに通い込んだ4年間。耳川という川。明暗と言える橋は、ほぼ1ヶ所しか無く海から約25km間最初の堰、大内原ダムにぶつかるまで夜は真っ暗な暗闇の河川。始めた頃は文字通り、右も左もわからずGoogleマップと睨めっこの日々。やれ、カマだの草刈り機だので、昼間に藪を切り開く所から始めたのも今では良い思い出です。道具に関しても、片っ端から握りは変えて、取っ替え引っ替え。その変わり具合も、またいずれ詳しく書くとして。あれこれ試して現在は、年間に鱸と呼べるサイズを約300本前後釣れる様にはなりました。コレは平均して12カ月で割ると一月25本、大体1釣行に対して1本の割合になるのですが、一月に100本抜くアングラーがいる耳川では決して多い数では無いわけで。週に一本しか釣れなかった始めの頃からすると、ようやく初心者を抜けて中級者にはなれたのかな?という所です。毎日毎日飽きもせず、ただひたすらに通い詰めると、川の表情がある事に気がつきはじめるのです。

タックルバランス。

良く聞かれる自分のタックルセッティング。昨年夏くらいから落ち着いて、ロッドはAPIAのGRANDAGE 93MHにリールはダイワの19セルテートLT4000C。PEラインはVARIVASアバニ シーバスPE Si-Xの1号。ショックリーダーはシーガーグランドマックスの19.5lbを主に、ルアーによってはVARIVASシーバスショックリーダーナイロンの20lbを使い分けています。スナップはカルティバのクイックスナップの#1。これもルアーによっては#1.5や#2を使い分けます。始めた頃はPE1.5号に30lbのフロロのリーダーをつないで何が来ても釣り上げてやる。という意気込みでやってはいたのですが、飛距離、感度、操作性、引っ張り強度と、タックルバランスなどを考慮したうえで、スピニングタックルに関してと今の釣行スタイルとフィールドに対しては、このセッティングが良いという事が良くわかりました。もちろんベイトタックルとなると、セッティングはかなり変わりますし、スピニングも河口の方に行けば、PEの太さやリーダーの種類も変わります。あくまでも河川の今の釣りに関してのセッティング。メーターシーバスや、大型のアカメが掛かる可能性のある河川としては、ひ弱なセッティングでもあります。しかしコレが中々、狙って釣るのは難儀な事。4年間で大型が掛かったのも数える程。やり込む内に飛距離の大切さや、暗闇でのゲーム展開の面白さに重きを置く様になると、何をやっているかが明確な方が釣果に繋がる事が少しづつわかってきました。もちろんトロフィーサイズも釣りたい気持ちはありますし、綱引きの様なガチンコファイトも大好きです。ソレを狙うにも、ジアイとタイミングがある事にも少しだけ気付いた気がしています。笑。限られた釣行時間の中で、獲れる魚は獲りたい。アベレージ60cmから70cm前後、あわよくばランカーサイズ。この辺りを狙うのであれば、十分楽しめるセッティング。それが今のセッティング。人によって考え方や釣り方が沢山あるのが釣りであり、それがスタイル。あくまでも耳川で、あくまでも河川のナイトゲームでの話です。身長、腕のリーチの長さ、リールのハンドル、ギア比、ウェーディングの浸かり具合。もう選択肢は星の数。だからこそ面白く、奥が深い。ここまででまだタックルの話。ここからまだまだルアー、潮位、月の動きなど。やはりInstagramの写真だけでは伝えきらない面白さがあると感じてしまう訳です。せっかくなので、今後は詳しく書き綴っていけたらなと思います。