なんだかんだで9月。気がつけば9月だ。今回は台風が大きかったな。直接的な被害は無かったにしろ何も影響が無いかと言えば、そういう訳にもいかなかった。出来れば何事も起こって欲しくは無かった。
今年は今回の台風の影響もあり、渓流は終わる事に決めた。また来シーズンに期待を残しつつ、鱸釣りへ気持ちを完全に切り替えるつもりである。
やってみたかった事のひとつに渓流で使用していたリール、ミリオネアCTSVを鱸釣りに流用してみたかった事。PEラインとの相性は抜群なので、キャストや操作性がイイ事は良く解っているつもりだ。それにプラスして鱸釣り用に使用している竿のグランデージシリーズの二本。ひとつはC80H、もうひとつはC76MH。この二つは硬さや太さも違うのだが、最大の違いというか難点というか、実はリールシートがまぁまぁ違う。レングスや使用目的で見れば、ほぼほぼ同じクラスのリールが載せれそうにも思えていたのだが、C76MHの方は、ダイワでいうと1500番手クラスのベイトリールを付けるとリールシートにガタが出る。どんなに締め込んだとしても、前後にズレる症状が出る。コレはリールフットとも関係していて、近頃のロープロ系の分割されているリールフットが悪さをするのである。

かっちりしたひとつモノになっているフットであれば、アブのアンバサダーの5000番クラスでもちゃんとハマるのだが、この分割されているタイプはC76MHの方には合わない。C80Hの方にはピッタリハマる。以前もC76MHを使用していた時に、スティーズATWを付けて使用していた時期があったのだが、全く同じ症状が起きて、気になって仕方なかった。
もうひとつ。ミリオネアを鱸釣りに使用したい理由は、コレクションしているハンドメイドプラグを使用したかったからだ。リバースクラフトさんや、テリア!さんの所のプラグ。鱸用に作られた、ハンドメイドプラグである。コレは完全に好みの問題であるが、要は雰囲気。このルアーに合わせる為に、様々なロッドだったりリールだったりと色々と探してきたが、やはり凡庸性の高さと自分好みのレングスだと、グランデージC76MHだ。この竿に関しては買うのは4回目。人にあげたり、売ったり。でもまた欲しくなる。丁度いい竿なのである。リールはなかなか見つからなかったが、おそらく今1番しっくりきているのは、このミリオネアCTSV。丸型でシルバー。PEが使用出来てドラグ力は5kg。1.5号のPEラインが80m程巻き込んである。

雰囲気を楽しむには最高の組み合わせだと今は自負している。コルクロッドもいいのだが、やはりトラウトを連想させてしまう。鱸釣りにはブラックの竿がしっくりくる。ハンドメイドプラグを使うならベイトリールでしかも丸型でないと。と。まぁただの娯楽にしか過ぎないのだが、趣味とはそんな所が1番楽しいんだと思う様にしている。笑。

にしても、このバブルイートの塗り込み具合は本当に素晴らしい。まるでバイクのタンクやヘルメットの様な美しさとカスタムペイント具合。使うのが勿体無い程だ。しかしコレでもし良い魚と出会えたら、それはもう至福の時になる事間違い無い訳で。
鱸釣りは本当に楽しいのである。