プラグ製作ノート#003

表層に想う夢。

シーバスの全盛期を知らない。

シーバスを始めた時には、ザウルスはすでに解散していたし、モアザンは二世代目くらいになっていた。アピアのフージンGOの時代を知らない。既にADシリーズがあった時からが自分のシーバス釣りはスタートしたのだから。

インターネットがあってくれた事で、数々の文献は残されていて、様々なプラグを実釣に試す事が出来た。昭和後期辺りから始まる鱸釣りは平成に入り黎明期になり、令和現在は過渡期に入った様にも思える。ビックベイト、ジャイアントベイトとその釣りの可能性はまだまだ広がっていくのだと思う。

それにしても憧れるのはやはり昭和後期から平成初期の鱸釣りだ。

ヨルマルハンティング。それは1990年辺り平成で言えば平成2年くらいだ。

この時代のプラグが、まさにド直球でカッコいい。表層をヨタヨタと。相原さんは20年ほどかけてこの釣りを確立したそうだ。その姿勢への敬意というか、憧れというか。

だから、要するに作りたいプラグは表層系なのだ。

ミミソギ130Fは、まだまだテストの段階ではあるがカラーはやはりポテンシャルを保つ上ではかなり重要だとも思う訳で。笑。

やはりそこは恐竜カラーを意識してしまうのだ。

ワクワクは止まらないワケだ。